タクシーと自転車との事故 - 交通事故弁護士なら大阪のクオレ法律事務所

タクシーと自転車との事故

■対象者 30代女性

■後遺障害等級 併合14級

■過失割合 0:10

■解決方法 示談交渉

■保険会社の提示額 なし

■示談金額 3,200,000円

■事故の概要

 タクシーの後部ドアの開放事故。被害者は自転車を運転してタクシーの右脇を通り過ぎようとしたところ、客を降ろすためにタクシー運転手が後部ドアを開放した。被害者は開放されたドアに衝突し、地面に倒れ込んだ際に頚椎捻挫、腰部打撲等の傷害を負ったものである。なお、タクシー会社はタクシー共済ではない任意保険に加入していた。

■解決のポイント

症状固定前からの受任。
 頚椎捻挫と腰部捻挫が主な症状であったが、症状固定後も痛みがあったため後遺障害等級認定を被害者請求で行ったところ、いずれについても14級9号が認定され、併合14級となった。なお、通院期間は約10か月であった。担当医が交通事故の後遺障害診断に長けた方であったので、詳細な神経学的検査が行われた。また後遺障害診断書の「自覚症状」の欄が本人の訴えを十分に反映した内容となっており、通院期間の長さも相俟って14級が認定されたものと思われる。14級9号の認定にあたっては、一概には言えないが、ある程度の通院期間(最低6か月)と通院頻度が必要と思われる。本件も6か月時点で保険会社からの治療の打ち切りの打診があったが、担当医師とも相談の上、治療の必要性を保険会社に対して主張し、治療期間の延長を認めさせた。
 なお、後遺障害14級9号の場合、保険会社は逸失利益の喪失期間を3年程度で主張してくることも多いが、本件は5年を認めさせた。
被害者は弁護士費用賠償特約に加入していたため、弁護士費用は保険から全額支払われた。

 

 

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